ニュージーランド ラグビーブログ

ニュージーランドと日本を結ぶ 双方向ラグビーブログ

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New Zealand Under 21 VS Canada

New Zealand Under 21 がカナダと対戦する。
明日、6月21日(木)にロトルアで試合が行われる。

カナダは、オールブラックスに大健闘した。
インターセプトでオールブラックスからトライを奪ったフルバックの選手も大金星であったろう。
オールブラックスを相手に、カナダはよく守った。
そのカナダと、ニュージーランドのアンダー21チームとの対戦。


ニュージーランドU21は、スーパー14に出場経験のある選手が3人。
Tim Bateman (Crusaders)
Lelia Masaga (Chiefs)
George Pisi (Blues)

の3人である。
地方クラブチーム代表の良い選手がその他にもちらほら。例えば、キャプテンを務める、もとニュージーランドU19のGeorge Whitelockなど。
注目したい選手が何人かいる。


明日、7時キックオフ。
ニュージーランドラグビーのこれからを担う若者が、カナダナショナルチームにどこまで対抗できるか。
楽しみである。TVでの生中継があるらしい。試合前のHAKAは行うのだろうか。


New Zealand Under 21
1. Sekope Kepu (Counties Manukau)
2. Dane Coles (Wellington)
3. Charlie Faumuina (Auckland)
4. Josh Bekhuis (Southland)
5. James Broadhurst (Canterbury)
6. Faifili Levave (Wellington)
7. George Whitelock (Otago, captain)
8. Chris Lowrey (Auckland)
9. David Bason (Waikato)
10. Colin Slade (Canterbury)
11. Lance MacDonald (Bay of Plenty)
12. Daniel Bowden (Northland)
13. Tim Bateman (Canterbury)
14. Lelia Masaga (Counties Manukau)
15. George Pisi (North Harbour).

Reserves:
16. Vern Kamo (Waikato)
17. Owen Franks (Canterbury)
18. Leon Power (Taranaki)
19. Tom Chamberlain (North Harbour)
20. John Legg (Canterbury)
21. Lachie Munro (Auckland)
22. Ben Smith (Otago)


ウィングに地元bay of plentyの選手が出場。
親類や友達が大挙して応援にやってくる。友達が、選手の名前を呼んで応援するのを見るのも、地元で行う試合の楽しさだ。
ロトルアインターナショナルナショナルスタジアムのようなこじんまりしたスタジアムもよい。



明日の夜も冷え込みそうだ。
ぶつかりあう選手の身体から立ち上るゆげで、ボールが見えにくくなるのも、冬らしい趣がある。
あのゆげをみると、これぞラグビー!と感じる。


(Black Kiwi)

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黒いジャージを着る誇りとプレッシャー

オールブラックス対フランス戦が終了した。


1戦目42-11
2戦目61-10


とオールブラックスの強さを見せつける結果となった。2戦目の9トライでの圧勝は、今までのフランス戦で一番高得点であったそうだ。


オールブラックスのパスは、美しい。
個々人の技量も素晴らしいが、素晴らしい個人が結集して、しかるべきトレーニングをうけて生み出すチームワークの素晴らしさは、芸術的でさえある。

フランス戦2戦目、この試合で私が注目したのは、Isaia Toeava(13番)選手である。
21歳の彼には、テストマッチに先発というのは、かなりのプレッシャーであったろう。
先週のフランス第1戦ではいい動きをしていたが、2戦目はミスがいくつかあった。
スピードもあるし、スキルもある。
いい位置につけてナイスパスをうけ、トライも決めた。

しかし、肝心な場面でノックオンなどのミスをしてしまう。

テストマッチデビューしてまだ日の浅いせいであろう。
黒いジャージを着てニュージーランド代表として、戦うプレッシャーは相当のものがあるはずだ。


ミスをしたときに、「あー、しまった」と困った顔、悔しい顔をみせてしまうのが新鮮でもあった。
デビューしたての頃のロコゾコを見ているような気がした。
スピードはあるけど、パスをとりそこなったり、パスするタイミングが一瞬遅くてつぶされる。


こうやって失敗を繰り返し、悔しい思いをして、失敗をくりかえさないようにうまくなろうと努力する。
だんだんにうまくなり、胆がすわり、オールブラックスのジャージを着るプレッシャーに負けなくなっていくのだろう。
若きToeavaをみていたら、甥っ子を応援するおばのような気持ちになった。




怪我をしたLOの Ali Williams と Keith Robinsonのかわりに、Greg Rawlinson とRoss Filipoがオールブラックスに呼ばれたそうだ。



さあ、今週末からトライネーションがはじまる。
オールブラックスは、ハミルトンでのカナダ戦。
まずはカナダを100対0ぐらいでやっつけよう。

(Black Kiwi)

Luke McAlister が海外移籍?

ニュージーランドプレーヤーの海外流出が止まらない。

Filipo Levi が日本へ、Byron Kelleher がフランスへ、Aaron Mauger がイングランドへ、そして、Luke McAlister も、北半球への移籍が、ウエリントンでのフランス戦の後に発表されるのではと言われている。


確かに、プロのプレーヤーの視点からすると、いかに自分の力で、プレーヤーとしてたくさんのお金を稼ぐかというのが、個人個人の人生においてはもっとも重要な事柄の一つだと思うし、お金=評価、という側面があるのも否定しない。そういう意味では、現役のオールブラックスというブランドを持って海外に移籍するのは、最も自分を高く売ることができるいいタイミングだと考えるのも当然だ。もちろん、お金だけではなく、経験を積むとか、将来を考えてとか、その他の事情もたくさんあるだろう。

しかし、こうやってどんどんいいプレーヤー、特に、若いプレーヤーが海外に出て行くことが続くと、個人の問題ではなく、ニュージーランドラグビーや、ワールドラグビーの問題となってくる。

Graham Henry も、「Luke McAlister は、世界のトッププレーヤーになるチャンスがある。ニュージーランドには周りでそれをサポートしてくれる人々もいるし、環境も整っている。もし、彼が海外に出るのであれば、その環境とチャンスを逃すことになるかもしれない。彼にはそれを伝えてあるし、他のプレーヤーにも同じ事を言いたい。」と言う。

フォワードコーチの Steve Hansen も、「もし、海外のクラブがニュージーランドのプレーヤーを買い続けるのであれば、それがワールドラグビーに与える影響も考える必要がある」と言う。「ラグビークラブは、チームとしての向上を図るならば、できるだけ少ない外国人選手で戦うことを考えるべきだ。そのチームの選手のレベルアップなしには、いい試合を行うことはできない。お金をかけるのは悪いことではない。でも、それを自国の選手に使うべきではないか。」とSteve Hansen は疑問を投げかけている。


私の個人的な意見だけれど、Troy Flavell が2年間の日本での契約を終えて帰ってきて、またオールブラックスに選ばれたことで、海外で何年か稼いで戻ってきてからも、オールブラックスとして活躍できる、という考えが、若いプレーヤーにも広がってきたのではないかと思う。それまでは、オールブラックス引退間近や引退してからの海外移籍が多かったと思うが、若いうちに、オールブラックスのブランドを背負って海外に出て、戻ってきてからもまたオールブラックスとして、その「名誉」を保ち続ける、ということも可能であることが、わかったのではないか。

Dan Carter がいる限り、Luke McAlister はオールブラックスとして自分の本来のポジションではトップにはなれない。ならば、今は海外で違う経験を積みながら、しかもニュージーランドよりお金をもらって、戻ってきたときに、オールブラックスになれるように活躍する、と考えるのも、うなづける。それだけ、ニュージーランドでは「海外よりも稼げない」という現実もある。

私は、日本のプロ野球のことはあまりわからないけれど、最近の日本のトッププレーヤーのアメリカ大リーグ移籍なども、同じような問題を抱えているのではないだろうかと思う。

ニュージーランドラグビーの一ファンとしては、ニュージーランドで育った選手が、若くして海外に出て行くのは寂しい限りだが、プレーヤー個人や海外のクラブだけの問題ではなく、ニュージーランドラグビーとして今後どうしていくのかというアクションが、今後ニュージーランドラグビー協会からすこしずつでも出てくることを願う。


(Kickoff-T)
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