ニュージーランド ラグビーブログ

ニュージーランドと日本を結ぶ 双方向ラグビーブログ

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2008年パシフィックネーションズ NZ MAORI対ジャパン@ネイピア

2008年のパシフィックネーションズカップには、ニュージーランド マオリが出場することになったことは既知であろう。(今年は、ジュニア・オールブラックスが出場)

ニュージーランドでのホームマッチは、下記の3試合が予定されている。
 
7 June: New Zealand Maori v Tonga, Albany
21 June: New Zealand Maori v Samoa, Hamilton
28 June: New Zealand Maori v Japan, Napier

オークランドでのトンガ戦、ハミルトンでのサモア戦、そして注目はネイピアでのジャパン戦である。

ネイピアという海辺の町をご存知だろうか?
私の住むロトルアから車で約3時間半。温暖で日照時間が長いことで知られる美しい町だ。ネイピア一帯をホークス・ベイ地方というが、その気候条件から、ニュージーランド屈指のワインの産地となっている。ホークスベイでは、シャドニー種(シャルドネ種)が有名だ。
また、大きな製紙工場があり、日本の大手製紙会社のティッシュがこの町の名前であるのも有名だ。

ネイピアでラグビーの国際試合が行われるのは、2003年にはじめて行われたthe New Zealand Divisional XV 対トンガについで2度目。

ニュージーランド・マオリがホームマッチを行うのは、2005年にジョノ・ギブス率いるニュージーランド・マオリが、ライオンズを降して以来。パシフィックネーションズカップに参加したことで、ニュージーランド・マオリの試合をニュージーランドで3試合も観られるのは、うれしい。
ニュージーランド・マオリチームは、独自の長いHAKAを行うが、それがネイピアでも観られるのものうれしい限りだ。

NZRFUのプロフェショナル・ラグビーマネージャーの Neil Sorensen氏は言う。
「100年ものあいだ、ニュージーランド・マオリチームは、国内でも海外でも、独自のiconicな(独自の、伝統的様式の)ラグビーをしてきたが、それをオークランド、ワイカト、ホークスベイ
の3つの地域で観られるのは、すばらしい。」


私は個人的に、ジャパン対ニュージーランド・マオリの試合をネイピアで観るチャンスがあることがうれしい。
小さな町なので、人口も少なく、スタジアムの設備もすばらしいわけではないが、実にのんびりした美しい町である。また、今年のニュージーランドの国内戦(エアーニュージーランドカップ)でホームスベイ代表が躍進をとげ、ベスト4まで残ったこともあって、ホークスベイのラグビーファンは熱いに違いない。
6月28日、真冬であるが、晴れていればポカポカと暖かい楽しい観戦になるに違いない。

ジャパンを応援するか、ニュージーランド・マオリを応援するか難しいところである。どちらも応援しているんだけどなあ。
ニュージーランド・マオリにジャパンが勝つ可能性は薄いが、どこまで食らいついていけるか、いいコンビプレイが観られるか、注目したい。
ネイピアに行き、ジャパンの試合を観て、おいしいニュージーランドの白ワインを飲むぞー。
なんとも心躍る来年の楽しみができた。


日本のみなさん、来年の6月28日は、ネイピアで会いましょう。
アールデコ朝の建物が美しい、おいしいワインがたくさん飲める町です。
試飲つきのワイナリーめぐり、おすすめです。

ラグビー&ワイン、どちらも私にとってはニュージーランドで出会った人生を楽しくするスパイスである。

(Black Kiwi)
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ニュージーランド ラグビー高校留学 個人相談会

ニュージーランドのロトルアにあります現地留学エージェント、キックオフNZ では、高校留学無料個人相談会を実施します。ロトルアボーイズハイスクールでの高校ラグビー留学をお考えの方、また、ラグビー留学以外でもかまいません。当日は、現地の資料を揃え、ご質問、ご相談にお答えいたします。
(RBHSではゴルフ留学生も受け入れています。)

【実施日時】

<東京会場>
2007年12月15日(土)午前10時~午後5時

<大阪会場>
2007年12月22日(土)午前10時~午後5時

【場所】

東京会場:新宿
大阪会場:梅田

会場は、現在のところ、東京会場は新宿駅周辺、大阪会場は梅田駅周辺を予定しております。お申込いいただいた方には弊社から詳細をご連絡いたします。

【料金】

無料(Email での留学カウンセリングと同様、無料です。)

【相談会でお渡しする資料など(予定)】

弊社がご紹介するロトルアの高校の2008年度パンフレット(英語)
弊社作成の高校資料(日本語)
弊社作成の高校留学準備資料(日本語)
学生ビザ申請用紙(英語)
学生ビザ申請書書き方見本(日本語)
ニュージーランドの粗品進呈

相談会当日は、弊社がご紹介しておりますロトルアの高校の2008年度パンフレットをはじめ、高校留学の資料等をお渡しし、ニュージーランドでの高校留学についてご相談を承ります。

相談会後、2008年1月末までくらいをめどに高校に入学手続きをいただきましたら、2008年4月からの留学に日程的には十分間に合います。最終的な留学決定の前 の情報収集や確認、相談などにお使いください。お申込書の記入などのご説明もその場でさせていただくこともできます。ニュージーランド高校留学をお考えの保護者の皆様、ご本人様とご一緒に、是非 お越しください。


お一人お一人とゆっくりとお話させていただくためにも、完全予約制とさせていただきます。お申込時にご希望の時間をご連絡ください。各会場での日程にご都合が悪い場合は、一度ご連絡ください。


ご相談時間はお一組30分間程度とさせていただきます。お申込多数の場合、できるだけご希望の時間に沿った上で、弊社で多少相談時間を変更させていただく場合がございます。あらかじめご了解ください。

【お申し込み、お問合せ】

高校留学相談会へ参加ご希望の方、またお問合せは、下記ホームページの留学カウンセリングフォームから、または、study@kickoffnz.co.nz までメールにてお問合せください。折り返し、3営業日以内に弊社より、相談会実施の詳細につきましてご連絡いたします。

キックオフNZ
http://www.kickoffnz.co.nz/study/


完全予約制ですので、お早目にお問合せください。

よろしくお願い申し上げます。


(Kickoff-T)





ニュージーランドラグビーブログがNZ政府観光局のサイトで紹介されています。

いつもニュージーランドラグビーブログをご覧いただきありがとうございます。また、コメントもたくさんいただきありがとうございます。おかげさまでブログ開設以来2年半が経ちました。

そして、今回、ニュージーランド政府観光局のウエッブサイトでも紹介いただくことになりました。
ニュージーランド政府観光局のサイト

今後ともよろしくお願い申し上げます。

(Kickoff-T)

コーチング情報 成人から7歳以下まで

ニュージーランドラグビーユニオンがやっているサイトに、コーチングツールボックスというのがある。サイトURLは以下の通り。

Coaching Tool Box
http://www.coachingtoolbox.co.nz/toolbox/

シニア、ティーンエイジ、13歳以下、10歳以下、7歳以下の年齢別に、技術(skills)、ルール(Law)、ドリル(Drills)の項目があり、さらに、例えばskills の中には、コアスキル、コンタクト、ハンドリング、キッキング、ランニング、タックリング、ユニットスキルなどの項目がある。

それぞれの項目の中には、目的、主な要素、おこしがちな間違いなどが英語で箇条書きで書かれてある。このサイトの最もいいところは、それぞれの項目で、トレーニング方法が動画で見られることだ。特にドリルなどは、ジュニアのコーチの方には参考になると思う。

全て無料で見られる。登録も必要ない。フォーラムに投稿したり、各内容を保存したりするには、登録が必要。

コーチング情報、特にジュニアの情報を探している方は、一見の価値ありと思う。


(Kickoff-T)





なぜ負けたのか?

10月23日の記事、「ワールドカップも終わった」にけいさんとさんぼさんからコメントをいただいきました。ありがとうございました。

オールブラックスがRWCのクオーターファイナルでフランスに負けた直後から、ニュージーランドでは、オールブラックスについて、ラグビーについて、ワールドカップについて、いろんな議論が交わされています。RWCは南アフリカの優勝で幕を閉じ、オールブラックス敗戦直後の熱く、興奮した、一部では感情的な意見交換から、今ではかなり落ち着いた意見がたくさん出てきているように感じます。もちろんまだまだ関心は高いままです。

オールブラックスについては、けいさんがコメントで書いていただいているように、その技術と能力は世界一だ、と認めている人がほとんどです。ポイントは、世界一のプレーヤーからなる世界一のオールブラックスが、なぜ今回のワールドカップで、クオーターファイナルでフランスに負けたのか。なぜオールブラックスは、ワールドカップで勝てないのか、というところです。つまり、敗因は、オールブラックスのチーム力や戦力ではなく、戦略や戦術、またはワールドカップへのアプローチの仕方にある、ということです。

ニュージーランドヘラルド紙で、Alex Wylie氏は次のように指摘しています。
「今回、南アフリカとイングランドが見せてくれたのは、経験が全てだということだ。イングランドなどは、最も若いプレーヤーが21歳。次に若いのが27歳。そして3番目に若い選手が28歳のJonny Wilkinson だ。これを見ると、我々が何をしなければならないのかがわかるだろう。」

また、さんぼさんのコメントにあるように、「結果的にローテーションポリシーが失敗だった」という意見はかなりあります。例えば、ニュージーランドヘラルド紙がずっと特集している、Cup Analysis Story の10月21日のWynne Gray 氏の記事には以下のように書いてあります。
「コンディションの調整はプレーヤーにとって有益だ。けれど、オールブラックスの選手達はプレーをすることが必要だ。問題は、シーズン前に十分なトレーニングをする時間を取ることだ。だから、オールブラックスの選手がスーパー14への参加することを止めることはできないのだ。」

私の意見ですが、さんぼさんと同じく、「結果的には」ローテーションポリシーはうまくいかなかったと思います。ただ、Graham Henry が昨年ローテーションポリシーを発表した時、スーパー14への観客数の影響を懸念する意見はたくさんありましたが、ワールドカップでそれがうまく機能しないだろうという意見は少なかったように思います。つまり、「結果」としてうまくいかなかったけれど、ローテーションポリシーの導入自体に問題があったのか、そのやり方に問題があったのかを、もう少しきめ細かく分析する必要があると思います。他のチームがやっていないことを新しく取り入れ、結果がうまくいかないと、どうしてもそこが悪かったと指摘しがちです。確かに、ローテーションポリシーには問題もあるかもしれませんが、そのシステム全体を悪者にしてしまうだけでは、また次回のカップも取れないのではないかと感じます。



先日も日本でジュニアのコーチをしている方からメールをいただきました。「多くのアタック側有利のルール改正が、ここ数年行われてきたにも関わらず、それを上回るデフェンス技術、システムの向上で、レベルが近いチームではロースコアのゲームが多いような気がします。でもやっぱりトライシーンが観客が一番興奮するシーンではないでしょうか。」とおっしゃっていました。これは、まさに、けいさんが下のコメントで書いていただいた、「オールブラックスがそんなラグビーをして勝っても国民は喜ぶだろうか?オールブラックスもあのような攻めかたをしたら勝てていたかもしれない。しかしそんな勝利は期待していない。ボールを大きく動かし、個人のランニングスキル、強さ、突破力を生かし場内が沸くようなプレーがみたいと国民は思っているに違いない。」という部分だと思います。

オールブラックスの戦術では、ワールドカップでは勝てない。でも、今回のワールドカップの決勝戦のように、トライの少ない、トライの取れない試合をファンは喜ぶのだろうか、ということです。南アフリカ対イングランドの決勝戦は、ワールドカップ決勝戦という付加価値があったから、見ているファンも盛り上がりましたが、あのゲーム内容でテストマッチだったら、果たして面白い試合だと言えるかどうか。敵陣深く攻め込んでもトライが取れない。相手もミスをしない。スコアボードがあまり動かない。そういう試合がテストマッチやワールドカップで多くなることは予想されます。オールブラックスは今後、それに「合わせて」行くのか、独自の方向を、打ち出していくのか。そして、オールブラックスのやり方で2011年、カップが取れるのか。そこがポイントだと思います。

そうすると、ルール改正の話も当然出てきます。オーストラリアラグビーユニオンの John O'Neill 氏などは、ユニオンはプライドを捨てて、ラグビーリーグを見習うべきだ、とまで言っています。「もっとトライを狙う意欲を掻き立てるようなフィロソフィーが必要だ。それが観客が求めているものだ。今回のワールドカップ、セミファイナル2試合と、ノートライのファイナルは、つまらない試合だった。これでは、観客を呼び戻すことはできない。」彼はまた、サッカー好きの南アメリカの人々の目をラグビーに向けさせるためにも、今回健闘したアルゼンチンは、トライネーションズかシックスネーションズのどちらかに参加すべきだ、とも言っています。



10月7日にオールブラックスがフランスに負けて以来ずっと続いているニュージーランドヘラルド紙のウエッブサイトのコーナーに、「Why do you think the All Blacks lost?(なぜオールブラックスは負けたと思うか?)」というのがあります。1ページに5つくらいの意見が掲載されているのですが、今日時点で1,026ページにもなっています。ニュージーランドだけではなく、オーストラリアやイタリア、イングランド、南アフリカなどからも多くの意見が投稿されています。
「オールブラックスにプレッシャーを与えすぎだ。このコーナーが1000ページ以上になっていることがその証拠だ。」という意見もありますし、「選手の選び方が間違っていた」という意見も見られます。また、「みんなお金をもらいすぎだ。勝っても負けてもたくさんのお金をもらえるのなら努力しない。」というようなものもあります。英語ですが、一般の方の意見が見られる興味深いコーナーです。
http://www.nzherald.co.nz/topic/story.cfm?c_id=116&objectid=10468414


オールブラックスはなぜ勝てなかったのか、ということではなく、「この責任は誰が取るのか」という議論も当然あります。10月8日にTV放送された、Close Up という番組で、元NZRUのCEO David Maffett 氏が、
「Graham Henry は速やかにそのポジションをしかるべき人物に渡し、できるだけ早く新しい体制をスタートさせるべきだ。」と言っています。その理由の一つが、
「今回のワールドカップキャンペーンには、600万ドル以上が使われている。それがオールブラックスのクオーターファイナルでの敗退で失敗に終わった。この経済的損失の責任は必ず誰かが取らなければならない。今までの体制そのままで、今後もやっていくわけには行かない。」
ということです。元オールブラックのNorm Huwitt 氏なども
「これはビジネスだ。とんでもない金額が動いている。確かにスポーツであり、ゲームである。でもプロフェッショナルなスポーツなのだ。」
とDavid Maffett 氏の意見を支持しています。プロとしてのスポーツ、ビジネス、そして、ビジネスを失敗させたことに対する責任、というのは、ラグビーの戦術や戦略などと同列では扱えない事柄ですが、プロのラグビープレーヤーとコーチの集団であるオールブラックスを語る時には、避けられないパートでもあります。また、お金を払って試合を見るファンやお金を出すスポンサーと、プロチームの関係を考える時、「見ている人を楽しませる試合をする」という部分が、上で書いたことと密接に関係してきます。オーストラリアラグビーユニオンの John O'Neill 氏の言っていることも、多くのファンがスタジアムに足を運ぶ、多くの人がテレビで試合を観戦する、そして多くのスポンサーがサポートする、そんな試合をプロフェッショナルな集団は見せなければならない、という考えに基づいていると思います。

今回のオールブラックスの敗戦で語られている事柄は、ひょっとしたら今後、日本のラグビーが直面することかもしれません。

日本ではラグビーシーズンが始まり、オールブラックスがクオーターファイナルで負けた話題はすでに過去のものとなっているかもしれませんが、オールブラックスについて、ラグビーについて、ワールドカップについて、そして、日本のラグビーのこれからについてなど、このブログをご覧になっているみなさんのご意見をお聞かせいただければうれしいです。

(Kickoff-T)
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