ニュージーランド ラグビーブログ

ニュージーランドと日本を結ぶ 双方向ラグビーブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オールブラックスの新監督 決定!

オールブラックスの新しいコーチが決まった。
その人の名は、グラハム・ヘンリー。
そう、NZRFUでの協議の結果、ヘンリー監督の続投が決まった。
2年の契約をしたそうだ。
ヘンリーは、「続けるチャンスをもらったことは大変うれしい」とコメントしていた。

過去最強といわれていた2007年のオールブラックスが、W杯過去最低の成績しか残せなかった。その負けたチームの采配をしていた人を監督として続けてまたオールブラックスをまかせてよいのか。
賛否両論あるだろう。

2003年W杯終了後からオールブラックスは、ブレデスローカップを4回守り、トライネーションカップを3回守り、ホームでの連勝記録更新中、W杯の準々決勝で負けるまでヨーロッパでも負けなし、2005年のライオンズに対する全勝など、すばらしい結果を残している。その結果が考慮され、コリン・クーパー、ロビー・ディーン、イアン・フォスターなど他の候補者でなく、ヘンリーの続投が決まった。結局は、過去4年間の輝かしいヘンリーの実績が決め手となったようだ。

ここまで強くなったオールブラックス。ここぞというときになかなか勝てなかったオールブラックスの戦い方を、従来とは変えて勝率がずいぶんあがった。
新しい練習方法をとりいれ、フラットラインを適用し攻撃力をアップさせ、主力選手のスーパー14の試合出場数を減らすなど新しいやり方をとりいれた。
すべてはワールドカップに勝つためだった。
ブレデスローカップを獲った。トライネーションを獲った。
世界一強いと言われた。世界一強かった。
ヘンリーは世界一の監督だと言われた。

そして、ワールドカップで勝てなかった。

ヘンリー監督のやり方で、W杯に勝てなかったのだから、そのやり方が間違っていたのだ。新しい監督を迎えて新しいチームで新しいやり方で出直すべきだという人も多かった。
ヘンリーの新しい斬新だといわれたやり方が悪かったのだという批判。

それなら、ヘンリー以外の誰がオークブラックスをここまで強くできたのか?

ヘンリーのやり方が間違っていたから、新しいやり方にすべきだという人がいた。
新しいやり方って?前のやり方に戻すということか?
それで勝てなかったからヘンリーが斬新なやり方をしたのではなかったか?

一オールブラックスファンとして、気が晴れない日々が続いた。私などが気に病んだところでどうなるものでもないのに。
オールブラックスの監督には誰が選ばれるのか、ニュージーランドの国民の大きな関心事であった。クルセーダーズのもと監督ディーン氏を含め、何人かの候補者がいた。
誰が就任しても、「ま、いいか」と思っていた。
W杯に勝てなかったオールブラックス、多くのメンバーが海外に移籍し大きく変ってしまうオールブラックス。監督も新しくなって、また勝てないオールブラックスになるのかもしれない。
オールブラックスを応援する気持ちにかわりはないが、私は少々疲れていた。
オールブラックスを精一杯応援することに。
正直、誰が新しい監督に選ばれようと、どうでもいいという気持であった。
4年前のW杯、準決勝でオーストラリアに負けた後、ヘンリー監督が就任してから、オールブラックスの選手一人ひとりの一挙手一投足に一喜一憂し、試合内容に喜んだりがっかりしたりしながら、一緒にがんばってきたような気持になっていた。また、気を取り直して一からあれをするのかと思うと気が遠くなりしんどくなった。4年後は遠すぎる。

オールブラックスの新しい監督が決まるのには、ことのほか時間がかかった。


そして2007年12月7日。オールブラックスの新監督が発表になった。
その人の名は、グラハム・ヘンリー。

なんだか、うれしかった。
なぜだろう?
誰が就任しても、もうどうでもええわと思っていたのに。
きっと私は自分で思うよりもずっとオールブラックスが好きなのだ。
今のオールブラックスの戦い方、オールブラックスのメンバーが好きなのだ。
W杯で負けたことで、オールブラックスの戦い方やヘンリー監督のやり方が否定された。
前回のW杯で負けて、ヘンリー監督が就任し、オールブラックスの戦い方がかわってどんどん強くなっていくのをずっと応援してきた自分の気持まで否定された気持ちになっていたのが、ヘンリー監督の続投のアナウンスで、失敗を糧にもう一度やってみよう、もう一度応援してみようという気になった。
実に単純である。

オールブラックスのメンバーは大幅にかわり、若いチームになるだろう。
それをヘンリー監督とリッチーが、どう育てていくのか楽しみだ。

「ヘンリー監督、続投ばんざい!また一からがんばろう。応援するよ。」
これが私のオールブラックスファンとしての、実に個人的なセンチメンタルな意見である。



追記:
12月14日。
もとクルセーダーズ監督のロビー・ディーン氏の来年度ワラビーズ監督就任が決まった。
2000年からクルセーダーズのコーチをしているディーン氏、選手の癖や弱点もしっているだろう。案外、ヘンリー新監督の一番の敵はここかもしれない。

(Black Kiwi)
スポンサーサイト

Daniel Carter 2008年はニュージーランドでプレー

Daniel Carter は2008年はニュージーランドラグビーユニオンと契約を結んだが、それ以降と、2011年のRWCをニュージーランドで迎えるのかどうかは保留しているようだ。

彼は、イングランドを訪れて、なぜ多くのオールブラックス達がイングランドに移籍するのか、その理由がわかったと言っている。やはり、オールブラックスは、第1回RWCからカップを奪い返していないという、周りからのプレッシャーが、かなり大きいことが一つの理由。もう一つの理由は、イングランドでは、1つのチームに所属してプレーをすればいいので、集中した活動ができるが、ニュージーランドでは、3つか4つのチームに入って、しかもどのチームでもいいプレーをすることが求められる。それが、選手にとって大きな負担となっているからだ。



2007年のワールドカップ後、ニュージーランドのラグビー全体が大きく揺らいでいるように感じる。新聞でも、「ラグビーはすでに退屈なものになってしまったのか?」という投稿ページができているし、ニュージーランドの人々がラグビーを語る時の熱さが、少しずつさめつつあるような気もする。

先週は、サッカーのベッカム選手がニュージーランドで試合をして、にわかサッカーファンを増やしたようだし、こどもにはラグビー以外のスポーツをやらせるという母親も増えてきているようだ。

セブンスなどはかなり盛り上がって、成績もいいけれど、ワールドカップに関しては、最後のチャンスを逃したのかもしれない、という気も、少しだけだがしている。でも、それが、勘違いであってほしいとも思う。


(Kickoff-T)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。