ニュージーランド ラグビーブログ

ニュージーランドと日本を結ぶ 双方向ラグビーブログ

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Luke McAlister がニュージーランドに帰国

AllBlacks.com によると、Luke McAlister が2012年までニュージーランドラグビーユニオンと契約を結んだとのことだ。2007年からイングランドのチームでプレーをしていたが、ニュージーランドに戻ってくることを決断したそうだ。

ニュージーランドに戻ってくる最大の理由は、家族と一緒に過ごす時間をもっと作ることだそうだ。こういう理由がそのまま何の抵抗もなく受け入れられるのは、Luke McAlister がスター選手であるというだけではなく、仕事と同じくらい、あるいは仕事よりも家族を大切にするというニュージーランド人の考え方、ライフスタイルによるところが大きいだろう。

スーパー14やエアニュージーランドカップについては、所属するチームは帰国してから決めるようだが、Luke McAlister のプレーがニュージーランドで見られることになるのは間違いない。

ニュージーランドラグビーにとっては、うれしいニュースだ。




(Kickoff-T)

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NZRUオフィシャルサイト

ニュージーランドラグビーの代表的なサイトといえば、allblacks.com だが、それ以外に、ニュージーランドラグビーユニオンのサイトもある。NZRUのサイト( http://www.nzru.co.nz/ )は、ニュージーランドラグビーユニオン自体のサイトで、NZRUの組織図や戦略、歴史などに加えて、NZRUが作成するレポートなどが掲載されている。

NZRUが作成するレポートには、年度末レポート、規則、戦略についてなどがあるが、年度末レポートは読んでいても面白いところが多い。

年度末レポートの中の後半は、いわゆる財務諸表である、バランスシート、損益計算書、キャッシュフロー計算書などの情報が全体の半分近くのページを割いており、財務関係に興味がないと読んでいてあまり面白くないだろうと思うが、私が読んでいて興味深かったのは、最初のほうに掲載されている、その年度のNZRUの目標項目とそれに対する評価のページだ。

例えば、2007年度の年度末レポートの4ページ目に2007年の目標項目とその評価が掲載されている。それを見ると、2007年の目標項目の38項目それぞれに1ポイントから3ポイント程度が割り振られていて、合計100ポイントとなっており、何ポイント目標を達成できたのかが項目の詳細とともに掲載されている。

2007年の目標項目を見ていくと、

GAME DEVELOPMENT
(試合に関する項目)
REPRESENTATIVE TEAMS
(NZRUのチームについて)
COMPETITIONS
(大会について)
GOVERNANCE AND FINANCIAL
(経理関係)

などの大項目があり、例えば、GAME DEVELOPMENTは以下の細かい目標が設定されている。

1. Review and update the Community Rugby Plan
(コミュニティラグビー計画の見直し)
2. Provide support to Provincial Unions to assist with the implementation of the Provincial Union Funding Review
(地方ラグビーユニオンのサポート)
3. Successfully implement upgraded nzrugbynet functionalities
(nzrugbynet のアップグレード)
4. Achieve a referee retention rate of 90%
(レフリーの維持率90%)
5. Improve referee performance management through use of Referee Information Management System
(レフリーのパフォーマンスの向上)
6. Increase players of 5.12 years by 5%
(5歳から12歳のプレーヤー人口5%増加)
7. Increase players of 13.20 years by 5%
(13歳から20歳のプレーヤー人口5%増加)
8. Increase players of 20+ years by 2%
(20歳以上のプレーヤー人口2%増加)
9. Increase qualifi ed coaches by 4%
(資格を持ったコーチ人口4%増加)
10. Ensure serious injury rate is not greater than average of previous fi ve years
(大きい怪我が過去5年間の平均よりも減少する)

などとなっている。そして、
1.2.3.は○(目標達成)、4.~9.は×(目標達成できず)、10.は○となっており、この大項目の合計20ポイントのうち、10ポイント獲得、となっている。その他、各大項目それぞれに小さな項目があり、それぞれにポイントがつけられている。

そして、2007年の目標項目合計100ポイントのうち、達成できたポイントは、52ポイントとなっている。

どうも自分で書いていてもわかりにくい説明だと思うので、詳しくは、下記レポートの4ページ目を参照してください。
http://files.allblacks.com/comms/mb/2007_NZRU_Annual_Report.pdf


NZRUは、毎年このレポートを作成しており、サイトにアップしている。世界中どこからでも見られる。以前にこのブログでも触れたが、この情報公開のオープンさはすごいことだと思う。これは、NZRUに限らず、ニュージーランドではあたりまえのことだが、収賄が最も少ない国で毎年上位であり、フェアであろうとする人が多い、ニュージーランドの気質や国全体のシステムによる部分が大きいだろう。


興味のある方は、一度ご覧になって欲しい。英語だらけで嫌になるかも知れないが、じっくりと読んでみると、オールブラックスをはじめニュージーランドのラグビーが、どのような戦略のもとで運営され、どのように戦略の評価が行われ、その評価をもとにどのように次年度の計画が立てられているのか、また、ニュージーランドラグビーユニオンはどのような仕事をしているのかが、少しはわかるのではないかと思う。


(Kickoff-T)



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