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フォワードの基本的な練習内容のアドバイス

samoarugbyさんから、ご質問をいただきました。
ありがとうございました。

こんばんは。いつも楽しみに拝見させていただいています。
はじめて、投稿・質問させていただきます。
現在、社会人クラブチームで活動しているのですが、コンタクトプレー、特にモール、ラックが不安定で仕方がありません(笑)。
県レベルではトップクラスですが、各県上位チームとのゲームではFW戦で歯が立ちません。
BKには自信がある反面、FWの苦戦が続き、ゲインラインを突破するのに一苦労です。
NZでの基本的な練習内容を御教授していただきたいです。宜しくお願いします。



ジムから回答をもらいました。

130505.jpg



フォワードが弱くゲインラインを突破できないなら、side stepの練習をとりいれてみてください。
一番重要なポイントは、「Evasion」です。
※Evasion(イバージョン)とは、回避する。くぐりぬける。脱出するなどの意味です。
正面から相手のタックルにぶつからずに、weak Sholderのほうに抜けることがポイントです。

フォワードを強化するためにも、Evasion - Side Stepの練習を多く取り入れてください。

ジムが以下のようにポイントを書き出しました。

Ball into contact
→( Evasion)
→Ball Presentation
→Clean out over head
=Create Channel One



<図解>Create Channel One 
「チャンネル・ワンを創り出す方法」


①Ball into contact
channel1_01.gif


ボールを持った選手(黒)に、敵(赤)がタックルしようとしてきます。


②Evasion→Ball Presentation
channel1_02.gif


敵(赤)に、正面からぶつからずに、ボールを持った選手は、左右にサイドステップを踏んで、敵の左肩(または右肩)のほうにタックルをかわします。正面から当たっていないので、ボールはとられていません。持ったままです。


③Clean out over head=Create Channel One
channel1_03.gif


ボールを持って倒れた選手は、できるだけ手をのばして、味方の選手がとりやすいようにボールを置きます。
そこに、フォローの味方選手が走りこんできて、敵の選手(赤)をどかしながら、ボールをとります。
これを「チャンネル・ワンの形成」といいます。

同様に、Evasion→Ball Presentation→Clean out over headで、前にでていくことができます。
チャンネル1の選手が、また同様にClean out over headをして、チャンネル2、チャンネル3を作り出していくわけです。


「これは非常に基本的なスキルですが、案外できていないチームが多いのかもしれません。この練習をとりいれてみてください。きっと強くなるはずです。」
Jim Love



(Black Kiwi)




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Comments

そうなんです うちのチームもこういう基本的なプレーが 理解できてないんです。
クラブチームになると 今さら 聞けないし、ちゃんと教えてくれる人もいないんですよね、
まず この基本練習から うちのチームもやってみます。

  • 2005/07/15(金) 01:52:55 |
  • URL |
  • さんぼ #-

さんぼさん
コメントありがとうございます。
基本って大事なのでしょうね。
さんぼさんのチームがたくさん勝利しますように。

  • 2005/07/16(土) 09:37:58 |
  • URL |
  • Black Kiwi #-

勉強になります。FWだからサイドステップの練習なんて・・・と言うようなことを言ってたらだめですね。子供たちにもしっかり教えるように心掛けます。

  • 2005/07/16(土) 13:12:28 |
  • URL |
  • にこにこ #-

にこにこさん
「フォワードの強化をしたいんだって。どうしたらいいですか?」とジムに聞いたとたん、「EVASIONの練習」といわれました。
私もフロントローのスクラムの強化トレーニングなどが大事なのかなあと思ってました。
チャンネルワンを作る練習が大事だとジムは力説してました。
にこにこさんも、子どもたちを教えていらっしゃるのですね。よい夏をお過ごしください。

  • 2005/07/18(月) 10:21:08 |
  • URL |
  • Black Kiwi #-

有難うございます!

とても参考になりました。正面からのコンタクトは避けなければならないと考えていたところですが、具体的に前進した場合は、ステップを切ることで相手のコンタクトポイントをずらし、Evasion→Ball Presentation→Clean out over headを心がけてゲインラインをオーバーできるよう練習していきたいと考えています。基本的なプレーといいますが、なかなか出来ないものですね~。もうすぐ、国体のブロック大会がありますので、あと1ヶ月、みっちり練習したいと思います!
感謝です。

  • 2005/07/18(月) 20:20:03 |
  • URL |
  • samoarugby #ZHd/KlfY

★samoarugbyさん
コメントありがとうございます。
回答が遅くなって申し訳ありませんでした。samoarugbyさんがコメントをくださったことは、またジムに伝えておきます。
国体ブロック大会まであと1ヶ月ですか。勝利を祈っています。

  • 2005/07/19(火) 13:44:25 |
  • URL |
  • Black Kiwi #-

evasionはジグザグのイメージでもいいのかもしれませんが、、ストレート→真横へサイドステップ(lateral step)→ストレートという方法もあると思いますがいかがなものでしょうか?スピードをできるだけ殺さず狭いスペースをペネトレイトする感じで。

  • 2005/07/25(月) 23:08:05 |
  • URL |
  • layla #N5gKSUic

勉強になります。

こんばんは、大元です。
図解入りでわかり易く大変勉強になります。私も「ラグビー寺子屋Q&A]を始めておりますので、アドバイスするときに、こちらのサイトもご紹介させていただこうと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

laylaさん。おっしゃる通りストレート→真横へサイドステップ(lateral step)→ストレートという方法でもいいかもしれません。

ポイントは、「Making Weak Shoulder」です。ご存知の方も多いかもしれませんが、これは、ディフェンスがタックルするために踏み込んだ側(左か右のどちらか)と反対側の(ディフェンスの)Shoulderのことです。体重は踏み込んだほうにかかっていますから、反対側が当然弱くなる。そのディフェンスのWeak Shoulderを抜いていくようにするということです。

サイドステップによって、ディフェンスにWeak Shoulderを作る。できるだけWeak なShoulder を作るようにすることが大切です。

記事中の図はイメージとして描いたものですが、わかりにくくて申し訳ありません。

  • 2005/07/26(火) 10:13:19 |
  • URL |
  • Black Kiwi #-

大元さん
いつもあたたかいコメントをありがとうございます。ラグビー寺子屋Q&Aも楽しみにしています。

  • 2005/07/26(火) 13:57:24 |
  • URL |
  • Black Kiwi #-

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